2016年10月16日日曜日

デザイン(2)

 建築士になりたい、という小学生の頃からの夢は、実はずっと自分の中に生きているのかもしれないと最近思う。人生に残された時間も少ないので、このことにだんだんと自分の研究活動も収斂させていきたい。
 農業用の水利施設や土木施設に欠けているのは、遊びや無駄だろう。それは当然のことであり、効率的に水をため効率的に水を配り、効率的に水を排水しないと、生産性が上がらない。できる限り水の損失を少なくし、広範囲に必要な水量を必要なタイミングで配水することが、近代的な土木施設設計の根底に横たわる思想である。このような思想で作られた施設にあとからいくら小手先の変更を付け加えたとしても、本質的な変化は見込めない。自然を模倣し、自然を呼び込むような設計をすることがこれから必要なことである。

やったこと(9.1-10.16)

・9月7日~9日:夏季フィールド実習。履修者6名(女:4名、男:2名)。少し欲張りすぎたか。全体のオーガナイズが課題。途中休憩も適宜挟むことも必要。

・9月13日:木津用水調査。千家、大西、津川。前日からの降雨で、天気が心配だったが、晴れた。木津用水事務所に地図を返却後、水位計設置場所の確認およびデータ回収。

・9月14日:半年に一回の定期健診。CTの画像には問題なし。右肺上部の空洞の大きさにもほぼ変化はなし。気管にわずかな違和感があり、一日に一回ほどわずかに痰がでることは少し気がかり。かかりつけのお医者さんにも、原因はわからず。午後より、ディアナの中間発表。データが少なくなかなかうまくまとまらないが、なんとか博士を取らなくてはならない。

・9月16日:月一回の演習林調査。三嶋くん。魚眼レンズによる開空度の撮影を試みる。

・ゲノムセンター利用申請。
・福島川俣町の河川への機器設置申請書作成。→保高さんに提出お願い。

・9月20日~10月2日:ロシアアムール川調査およぼIWEP主催の国際シンポジウム。
ブレア川上流で河川沿いに、多点で河川水のサンプリング。上流域の状態を確認することができた。シンポジウムでは、永久凍土が溶存鉄の生成量の及ぼす影響があることを示す仮説を論証することを行った。つめなければならない点も多いが、少し研究が進んだように思う。

・ロシア滞在中に新4年生(現在3年生)の配属が決まる。今年は、2名の配属となった。上限が3名なので、まずますの出来。

・10月3日:国費優先配置の留学生が来日。これから、5年間の付き合いとなる。

・10月4日:ベトナムからのお客さんとカーンくんとの面談。PPTで研究説明。相変わらずほとんど進んでいないのだが、会談はなごやかに進んで、大禍なく終了。

・10月4日: 科研費申請書類。挑戦的萌芽研究「安価なWi-Fi積雪深計構築と多点観測が開く計測の新たな可能性の検討」の作成完了。ロシア滞在中から少しづつ書いてきたので、なんとか完成。しかし、基盤Cと挑戦的萌芽は同時には出せないことを知る!愕然。科研Cで、溶存鉄のカラム実験を行うほうを優先させて、挑戦的萌芽は、来年度以降にとっておくことにする。最後まで原稿として仕上げたことは、これから先に生きてくるだろう、と思うことにする。

・10月6日:測量学Ⅰの講義。ガイダンスのため、早めの終了。実習は行わず。

・10月7日:NEDOで研究報告会。 大阪の南摂津は意外と遠い。新幹線で新大阪、御堂筋線で千里中央、そして、大阪モノレールで南摂津駅下車、徒歩10分程度。トータル2時間半ぐらい。往路、千里中央のマクドで昼食、南摂津駅でチケットがないことに気がつき、お情けで、そのまま出してもらう。報告会は、無事終了。なんとかしのいだ感じ。

・10月9日~10日:福島県川俣町河川の機器設置調査。ADCP、水圧センサー設置、流量観測を行う。ADCPは、SONTEKのIQ PlusをSONTEKより2ヶ月のレンタルにて調達。グラウチングに固定をして、河床に沈める。 0.5m3/s。ケーブルの保護ケーブル、大気圧補正用のセンサーを忘れた。1週間後に再度来ることにする。

・10月12日:SNHOの大ゼミ。中間報告。研究室メンバーは、一人以外無事発表終了。進捗にはかなり差がある。M1は2名ともよく頑張っていると思う。

・10月13日:ENVI(リモセンソフト)の京都大学のサービスへリモートアクセスする設定を行う。Puttyによる鍵認証等のネットワーク接続設定は完了したが、ENVI自体の正常インストールができず、京大のメディアセンターに問い合わせ。

・10月14日:農業水利施設見学。短期インドネシア留学生2名および研究室のインドネシア留学生1名。10時~12時:曽代用水。事務所で説明後、長良川の取水口、余水吐き、分水工を見学。犬山に移動。犬山頭首工近く、でんがくのお店で、昼食。13時半~16時:犬山頭首工見学。事務所説明後、屋上で一望し、実際に頭首工の管理道路を横断して、施設見学。犬山城見学後、18時に帰学。

10月15日:福島県川俣町河川の機器設置調査(2回目)。保護ケーブルを巻く。大気圧補正用の水圧センサーを堰脇の樋門に設置。流量観測。0.31m3/s。

2016年9月14日水曜日

SWAT気象データ準備

木場潟のSWATモデルの入力データの整備:気象データ
期間:1995/1/1 - 2015/12/31
データ種・観測地点:降水(小松)、最高・最低気温(小松)、湿度(金沢)、風速(小松)、日射(輪島)

2016年9月11日日曜日

ロープワーク

川の調査では、流れの中に入って、流速を測定します。橋の上から採水バケツを投げ込んで採水をしたりします。川の底に観測計器を固定して長期の観測をしたりもします。あるいは、川岸に観測用の自動採水器を固定して、定期的に採水をしたりします。さらには、土壌中に観測用の機器を埋め込んだりもします。はたまた、キャンプをしながら現場を回って調査をすることもあります。そういったとき、ロープワークは何かと役に立ちます。結ぶ、固定する、命綱にする、など用途は多様ですが、とにかくロープ一本あれば、大抵のことはできます。基本的な結び方として、以下のような結び方があります。これらは、いつでもどこでも、使えるように普段からトレーニングしておくとよいですね。私の手元にも、一本ロープがあります。

1.もやい結びあるいは強化もやい結び:結び方の王様、杭、ペグ、木などにロープを固定する
2.巻き結び:やはり固定するときに使える。徳利結びとも呼ばれ、筒状のものを固定して吊るす。
  土嚢の袋を縛るのにも便利。
3.ふた結び:これも固定するときに使用。結びやすくほどけにくい。
4.本結び:複数のロープをつなぎ合わせたり、ものを縛るときに使う。風呂敷のしめ方でもある。 
  縦結びにならないように気をつける。
5.フィッシャーマン結び:複数のロープを対称な結びめでつなぐ。太さの異なるロープもつなげる。

2016年9月10日土曜日

夏季フィールド実習(3)

9月9日(金):夏季フィールド実習3日目
天候:晴れ
教員、TA2名

9:00 集合
9:00 - 9:45  電気泳動のためのゲル作成
9:45 - 10:15 イオンクロマトグラフの検量線作成データの入力
10:15 - 10:30 電気泳動結果の観察(予備実験分)
10:30 - 10:50 QGISのインストール
10:50 - 11:30 電気泳動槽へのサンプルとバッファーの注入、電気泳動
11:30 - 12:00 GISの基礎講義
12:00 - 12:20 電気泳動結果の観察

12:20 - 13:30 昼休み

13:30 - 16:00 GISの演習と水質データの整理考察
QGISを使用して、データの読み込み、ラスターデータ、ベクターデータの基本的な使い方練習
水質データと集水域と土地利用との関係などに関して考察
最後に感想を述べてもらって無事に実習終了。

かなりの内容を詰め込んだために、休憩もろくにとらずに続けて実習を実施した。その点の改良が必要との要望があった。全体としては、いろいろなことができてよかった、という感想が多かったので、まあ初回としては及第点だろうか。


2016年9月8日木曜日

夏季フィールド実習(2)

9月8日(木):夏季フィールド実習2日目
天候:雨のち晴れ
学生6名、教員1名、TA3名

9:00集合
エントランス前で、レベル測量の基本練習(レベル据え付け、標尺の読み、据替の意味など)

10:00 雨がやまないので、実験に切り替え、104号室へ移動
eDNA用のDNA抽出作業の練習。 ピペット操作の基本、分注、遠心分離などの基本操作を行う。

10:45 - 11:15 eDNA抽出作業の待ち時間を利用して、115実験室へ移動。
イオンクロマトグラフの基本原理の説明と、校正液(1倍希釈、5倍希釈、10倍希釈溶液の作成)。

11:15 - 12:30 104号室へ戻って、DNA抽出作業の続きを実施。

12:40 - 13:40 昼食休憩。イオンクロマトのウォームアップを開始するが、途中、停電のため停止。岐阜、愛知の広域での停電により、25分間程度電気供給が途絶える。火力発電所の周波数低下が原因とのこと。復旧後、イオンクロマトのウォームアップ再度開始。

13:40 イオンクロマトのオートサンプラーに、試料水をセット。
13:45 - 15:15 エントランス前の水路に移動。
ADCP(SonTEK IQ plus)を用いて水路の流量観測法の実演。河川断面のレベル測量、河川断面データのデータ入力、電磁流速計を用いた流速測定を実習する。取得データの説明を行って、デモンストレーションを行う。流速0.09m程度、流量0.09m3/s。ほとんど動いていない水だが、それなりに結果が出せる点が面白い。

15:15 - 16:00 104号室で、抽出DNA溶液をPCR用に作成したMixtureに分注する作業を実習。1μmの微量な溶液を、PCRチューブの蓋裏面に分注していく裏ワザ実習。分注後、遠心、振とうを2回繰り返してPCRへ。115号室に移動して、イオンクロマトグラフの途中経過を見ながら、結果がでる出方を説明し、2日目の実習終了。先日遅かったので、少し早めに終了。

夏季フィールド実習(1)

9月7日(水):夏季フィールド実習1日目、河川水の採水および流量観測
天気:曇りのち晴れ。蒸し暑い。

8:00集合、学生6名、教員1名、TA1名

8:15出発
東海北陸道(関IC-白鳥IC)で、長良川上流域へ

9:30採水ポイント1に到着、イオンクロマト用15ml濾過採水、eDNA用1L直接採水の方法を説明、採水を実演。流量観測も試みるが、流れが速く、川岸の1点における水深と流速の測定、および川幅の測定(レーザー測距儀)のみを行う。 

東海北陸道(白鳥IC-郡上八幡IC)で、郡上八幡へ

10:20採水ポイント2に到着、採水を行う。
市街地へ移動し、市街地内のパーキングに駐車。
宗祇水(ポイント3)、長良川の支流河川(ポイント4)、街中の水路(ポイント5)、より採水。

12:30 - 13:30 昼食休憩。市内の食堂で全員で食事。牛丼定食、とろろ丼定食、食後に全員でスムージーを食す。

東海北陸道(郡上八幡IC-関IC)で、市内金華橋をわたって、川原町経由で、堤防沿いに忠節橋へ。
15:00 忠節橋下で採水。
堤防道路で、長良川河口堰へ。

16:10 長良川河口堰の上から、バケツを使用して採水。バケツの使用を練習。
高速道路を使用して、大学へ。

18:00過ぎ帰学。
eDNA用の濾過および冷凍保存の方法を実演・実習。
19:30終了。